令和4年度、総合資格学院に通い【二級建築士】に一発合格する事ができました。
・そもそも法令集の選び方がわからない
・没収されない正しい法令集の書き込み方が知りたい
・間違った法令集の書き込み方が知りたい
・どこまで大丈夫で、どこからがダメか具体的な書き込み方法を知りたい
・どんなペンで書き込みしたらいいのか知りたい
この記事をご覧頂ければ、正しい書き込みとやっちゃいけないダメな書き込みを具体的に知る事が出来ます。
書き込みしていいところは、書き込みをして正しく解りやすい法令集を作りましょう。
是非参考にしてみて下さい^^
リフォーム業界で10年以上、営業、施工管理の仕事を経験
二級建築士、二級建築施工管理技士、ストレート合格
没収されない解りやすい法令集を作り、合格を勝ち取りましょう。
法令集の書き込みで気を付ける事3つ
まず、法令集の作り方で最も気を付けるべき超重要ポイントは3つです
- ルールを守って
- 解りやすく
- シンプルに
以上の事を気を付けながら、法令集を作成すると引くスピードが上がり法規の得点アップに貢献してくれます。
ひとつずつ解説していきます。
法令集の書き込みにはルールがあります。
試験元が発表している認められる書き込みルールは次の抜粋の通りです。
使用が認められている法令集の条件
学科Ⅲ(法規)の問題を解答する場合に限り、次の1及び2の条件を満たす法令集の使用が認められます。
条件1.
条文等の順序の入替及び関連条文等の挿入を行っていないこと(条文等の省略は認められる)
条件2.
次に掲げる簡単な書き込み及び印刷以外に解説等を付していないこと。
イ.目次、見出し及び関連法令・条文等の指示(法令、章、節、条等の名称、番号及び掲載ページを限度とする)
ロ.改正年月日
ハ.アンダーライン(二重線、囲み枠含む)
二.〇、△、×の記号
試験元公式HP『「学科試験」において使用が認められる法令集について』より抜粋
こう見ると、少し解りにくいと思うので、実例を交えて
【出来る書き込み】【出来ない書き込み】をこの記事では解りやすく紹介していきます。
試験元が発表しているルールはこの通りになってます。
法令集に書いてある内容、条文はもの凄く難解です。
全てを理解するのは、無理です。
法令集を出来るだけ【解りやすく】工夫して、瞬時に引きたい答えまでたどり着けるようなカスタムが出来れば完璧です。
法令集は出来るだけシンプルに仕上げましょう。
ごちゃごちゃ色々書き込むのは、NGです。
勉強を重ねて、色々書き込みたい気持ちは分かりますが、あまりごちゃごちゃ書き込まない方が良いです。
逆に解りにくくなったりしますので、常にシンプルを心がけましょう。
但し、自分はごちゃごちゃしてても、そっちの方が解りやすい。とか、そういう人もいるので、【自分が解りやすい程度にシンプルに】仕上げる事が大切です。
以上、この超重要ポイント3選を気を付けながら法令集をカスタムしていきます。
持ち込み出来ない法令集
実は、試験会場に持ち込みが出来ない法令集という物も存在します。
「確認申請MEMO」「図解建築法規」など、解説が書いてあるような法令集は持ち込みが禁止されています。
【解説付き】【図解が書いてある】このような法令集は持ち込み出来ない可能性が高いです。
持ち込みが出来ない法令集がわかったところで、
今度は、【持ち込みの出来る法令集】を見ていきましょう。
持ち込みが可能な法令集
試験元HP『「学科の試験」において使用が認められる法令集について』より抜粋
オススメ法令集はコチラ
調べ方のコツさえつかめば、情報の密度はピカイチ。
解りやすい工夫もされていて、一番オススメの総合資格の法令集
シンプルイズベスト。わかりやすさコンパクトな日建学院の法令集
僕は、総合資格学院の法令集を使っていました。日建の法令集も見せて貰いましたが、内容の密度が総合資格の法令集の方が高いし、大きくて見やすいです。
コンパクトなのは日建の法令集です。
基本的には、大手建築資格学校が販売している法令集を使えば間違いありません。
【総合資格学院】【日建学院】【TAC】などですね。
できる書き込み
続いて、書き込みしても良い記入例を見ていきましょう。
先ほど紹介した条件2.に基づいて見ていきます。
- イ.目次、見出し及び関連法令・条文等の指示(法令、章、節、条等の名称、番号及び掲載ページを限度とする)
- ロ.改正年月日
- ハ.アンダーライン(二重線、囲み枠含む)
- 二.〇、△、×の記号
認められる書き込み例
試験元HP『「学科の試験」において使用が認められる法令集について』より抜粋
出来る書き込みは制限があります。
記号を駆使してわかりやすく仕上げます。
総合資格の法令集ならば、条文の行き先ページは既に記載されているので、基本記号だけでOKです。
僕が受けた試験会場では、何人か注意されて消しゴムで消すように言われていた受験生がいました。
怪しい書き込みは間違ってもボールペンなどで書かないように。最悪没収されてしまいます。
出来ない書き込み
続いて、出来ない書き込みを見ていきます。
どれもやりがちな書き込みです。絶対やらないように気を付けましょう。
認められない書き込み例
試験元HP『「学科の試験」において使用が認められる法令集について』より抜粋
まとめると
【早見表の役割になるもの】【図解】【解説】です。
この3つのどれかに当てはまるとNGとなります。
気を付けましょう。
書き込みにオススメの文房具
法令集の書き込みには、フリクションペンとフリクションマーカーがオススメです。
法令集の紙の記事はペラペラで薄く色移りにも注意が必要です。
ちょうど良い薄い色で、綺麗に解りやすい法令集を作る事が出来ます。
僕が使用していたのはコレ
僕の時はこのセットがなかったので、一本一本ばら売りの物を5色選んで買いました。もちろんそれでも大丈夫ですが、
めんどくさいという人は、この6色セットを買うと良いと思います。
僕は、一切無かったのですが、フリクションペンの特性上、60度以上の熱で色が消えてしまうという特性があります。
建築士試験は夏のめちゃくちゃ暑い時期なので、車のダッシュボードの上など高温な場所に保管しておくと、
60度を超える場合、せっかくマーカーしたところが消えてしまいます。
保管場所には注意した方が良さそうです。
まとめ
如何でしたでしょうか。
間違った書き込みをしても法令集チェックの時に最悪消せば、認められるケースがほとんどです。
試験官も没収なんてしたくはありませんので、
指摘された箇所は即消せるように仕上げておくことも、法令集の書き込みのコツです。
できる限り、自分の解りやすい法令集を作り、合格目指して頑張りましょう^^
具体的な法令集の作り方はこちらの記事で詳しく解説しています
【法規】法令集の正しいアンダーラインの引き方・インデックス貼りのコツ【法令集作成のコツ】最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。
僕は令和4年度、二級建築士に【総合資格学院】に通学して一発合格しました。
資格学校の料金ってめちゃくちゃ高いですよね?
建築学校にかかる費用を比べてみた。一級・二級建築士を目指す方必見!【社会人の為の学校の選び方】こちらの記事で紹介している勉強方法、STUDYing(スタディング)
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