【二級で出るよ】外国の有名な近代建築物と設計者⑩選【有名な建築家】

二級建築士試験において、特に出題頻度の高い近代の建築物と、その設計者をまとめてみました。

どれも、有名で重要な建築物です。覚えられれば覚えちゃいましょう。

建築物の覚え方のコツは、

テキストを暗記するような暗記方法ではなく、

旅行気分で、行ってみたいところを楽しく覚える】と暗記しやすく、記憶に残りやすくなります。

楽しめるように工夫して記事を書きましたので、楽しみながら覚えていきましょう。

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僕の簡単なプロフィール

リフォーム業界で10年以上、営業、施工管理の仕事を経験

二級建築士、二級建築施工管理技士、ストレート合格

令和4年度、二級建築士学科テスト(計画18、法規23、構造22、施工22)

ここで、少し試験対策のお話をしようと思います。

是非、この3つの事を意識して、近代建築の問題に取り組んで頂きたいのです。

  • 建築史・近代建築に関する問題は、試験当日、一番最初に解く2問である
  • この最初の2問は新出題や高難易度な問題が出題されやすい(受験者を混乱させるため)
  • 建築史の問題は、分からなければすぐ飛ばす。時間をかけない

あくまでも、【二級建築士試験】に限った事です。

つまり、午前中の【計画・法規】で一番最初の問題なので、あまり時間はかけられないという事です。

出来れば、計画をささっと終わらせて、法規をじっくり時間をかけて問題を解く事が、正攻法です。

ポイントは、

分からなかったら、焦らず建築史問題は捨てる事】解ければラッキーくらいの感覚です。




外国の近代建築物と設計者

特に出題頻度の高い西洋の近代建築物をまとめてみました。

初出題のものは、自分だけではなく、皆解らないので、悩む必要はありません。即諦めで大丈夫。

しかし、過去に出題された建築物は、受験対策もしやすい為、出来るだけ覚えておきたいところです。

楽しみながら、名所巡りのつもりで、学んでいきましょう。

クリスタルパレス(水晶宮)

1851年ロンドンで開催された第一回目の万国博覧会

鉄とガラスで造られた巨大空間はディズニーランドの【クリスタルパレスレストラン】など、この水晶宮を模したデザインの建物は世の中に結構あります。

設計者と覚えるポイント

設計者:ジョセフ・パクストン

万国博覧会、鉄とガラスからなる巨大空間

出題頻度(令和4年時点)

H30

サグラダ・ファミリア

1883年~2026年(完成予定)一度は行って見たい現場です。美しすぎて感極まる人続出。
設計者と覚えるポイント

設計者:アントニオ・ガウディ

ネオ・ゴシック建様式、ラテンの十字形

出題頻度(令和4年時点)

なし

現在過去出題はありませんが、設計者が有名で、かつそろそろ完成予定なので、狙われる可能性アリ

ロビー邸

https://twitter.com/taeyang_0123/status/1626287405266309122
1909年竣工 
内装のステンドグラスやデザインも、フランク・ロイド・ライトらしい仕上がりになってます。
設計者と覚えるポイント

設計者:フランク・ロイド・ライト

プレーリーハウスの典型例、世界遺産

出題頻度(令和4年時点)

H29、R02

ロビー邸はF・L・ライトの代表建築のひとつ。覚えておきたいところです。



シュレーダー邸

設計者と覚えるポイント

設計者:リートフェルト

青・赤・黄の三原色デ・ステイル運動

※外壁やバルコニーは無彩色、窓、サッシなどの線を青・赤・黄の三原色が使われている

出題頻度(令和4年時点)

H24、H29

サヴォア邸

1931年竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:ル・コルビュジェ

近代建築の5原則

①ピロティ ②屋上庭園 ③自由な平面 ④自由な立面 ⑤水平連続窓

出題頻度(令和4年時点)

H24、H27、H29、R03

出題頻度めちゃくちゃ高いです。一級でも良く出題されている模様。内容は覚えなくても良いので、

キーワードの【近代建築の5原則】も一緒に覚えましょう。

落水荘(カウフマン邸)

1936年竣工(アメリカ)
設計者と覚えるポイント

設計者:フランク・ロイド・ライト

自然との調和を図った有機的建築

出題頻度(令和4年時点)

H24、H30、R03

ファンズワース邸

1950年(アメリカ)
設計者と覚えるポイント

設計者:ミース・ファンデル・デル・ローエ

鉄とガラスによる単純明快な構造の住宅、ユニバーサル空間

出題頻度(令和4年時点)

H24、H27、H29、H30、R02

僕は、ファンズワース邸、ファンデルローエと覚えました



母の家

1962年竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:ロバート・ヴェンチューリ

左右対称の切妻の屋根、ポストモダニズムの代表的建築

出題頻度(令和4年時点)

H24、H29

フィッシャー邸

1967年完成。立方体を45度の角度で接合。
設計者と覚えるポイント

設計者:ルイス・カーン

自然光を活かした幾何学的空間構造

出題頻度(令和4年時点)

R02

シドニーオペラハウス

1973年竣工 オーストラリアのシンボル。シドニーに建てられたコンサートホール
設計者と覚えるポイント

設計者:ヨルン・ウッツォン

プレキャストコンクリートによる円弧状の球面シェル

出題頻度(令和4年時点)

H27

まとめ

如何でしたでしょうか。

二級建築士試験において、よく出題される西洋近代建築物をまとめてみました。

特に、建築業界の三大巨匠

フランク・ロイド・ライト】【ル・コルビュジェ】【ミース・ファンデルローエ

の作品は特に出題頻度も多く有名ですので、是非覚えておきたいポイントです。

楽しく覚えて、一緒に勉強頑張りましょう^^

最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。

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