【二級で出るよ】日本の有名な近代建築物と設計者⑭選【有名な建築家】

二級建築士試験において、特に出題頻度の高い近代の建築物と、その設計者をまとめてみました。

どれも、有名で重要な建築物です。覚えられれば覚えちゃいましょう。

建築物の覚え方のコツは、

テキストを暗記するような暗記方法ではなく、

旅行気分で、行ってみたいところを楽しく覚える】と暗記しやすく、記憶に残りやすくなります。

楽しめるように工夫して記事を書きましたので、楽しみながら覚えていきましょう。

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僕の簡単なプロフィール

リフォーム業界で10年以上、営業、施工管理の仕事を経験

二級建築士、二級建築施工管理技士、ストレート合格

令和4年度、二級建築士学科テスト(計画18、法規23、構造22、施工22)

ここで、少し試験対策のお話をしようと思います。

是非、この3つの事を意識して、近代建築物の問題に取り組んで頂きたいのです。

  • 建築史・近代建築の問題は、試験当日、一番最初に解く2問である
  • この最初の2問は新出題や高難易度な問題が出題されやすい(受験者を混乱させるため)
  • 建築史の問題は、分からなければすぐ飛ばす。時間をかけない

あくまでも、【二級建築士試験】に限った事です。

つまり、午前中の【計画・法規】で一番最初の問題なので、あまり時間はかけられないという事です。

出来れば、計画をささっと終わらせて、法規をじっくり時間をかけて問題を解く事が、正攻法です。

ポイントは、

分からなかったら、焦らず建築史問題は捨てる事】解ければラッキーくらいの感覚です。




日本の近代建築物と設計者

軽井沢の山荘

1962年(昭和37年)竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:吉村順三

片流れの屋根と2階の居間を中心としたコンパクトな平面計画

出題頻度、令和4年時点

H26、R03

塔の家

1966年(昭和41年)竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:東孝光

片流れの屋根と2階の居間を中心としたコンパクトな平面計画

出題頻度、令和4年時点

H26、R02、R03

日本銀行本店

1896年(明治29年)竣工

上から見ると【円】の字に見えるんだとか

設計者と覚えるポイント

設計者:辰野金吾

ネオ・バロック様式、石積みレンガ造り

出題頻度、令和4年時点

H25

最近はあまり出題されてませんが、有名なので辰野金吾さんは有名なので覚えたいところ

旧赤坂離宮

1909年(明治42年)竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:片山東熊

ネオ・バロック様式、宮廷建築

出題頻度、令和4年時点

H25

出題頻度的に、そろそろ出てくるかも?もしくは、もう出てこない可能性もあり。



旧帝国ホテル

1923年(大正12年)完成
内部も息を飲むほどに美しく。間接照明の複雑な演出。大谷石を内装に使用したのはこの建築物が初めてだとか
設計者と覚えるポイント

設計者:フランク・ロイド・ライト

内装に初めて大谷石を使用した。水平で深い軒の目立つ外観、華麗で複雑な空間構造の内部計画

出題頻度、令和4年時点

H25

フランク・ロイド・ライトは超有名建築家です。覚えておきたい近代建築家の一人です。

聴竹居(ちょうちくきょ)

1927年(昭和2年)竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:藤井厚二

新しい生活スタイルも研究された実験住宅、5回目の自邸。環境共生住宅の原点

出題頻度、令和4年時点

H27

設計者の藤井厚二(ふじいこうじ)は環境工学の先駆者であり、SDGsで環境への注目が高まっている今、狙われる可能性はかなり高いです。覚えておきましょう。

旧東京中央郵便局

1931年(昭和6年)竣工
今では、外壁保存?されて外観はそのまんま中は商業施設になっています。東京駅含め近代的なのに歴史も感じさせる不思議なパワーを持った建築物ですね。
設計者と覚えるポイント

設計者:吉田鉄郎

東京駅前の景観を継承した再開発ビル

出題頻度、令和4年時点

H27



惜礫荘(せきれきそう)

惜櫟荘外観写真(新建築onlineより)

1941年完成

設計者と覚えるポイント

設計者:吉田五十八(よしだいそや)

近代数寄屋建築、眺望を妨げない建具の仕舞い方

出題頻度、令和4年時点

R03



立体最小限住宅

居間を吹き抜けにする事により空間の広がりや生活の一体感を持たせる
設計者と覚えるポイント

設計者:池辺陽(いけべきよし)

戦後復興期における小住宅の原型のひとつ

出題頻度、令和4年時点

H26

神奈川県立近代美術館

1951年(昭和26年)完成
設計者と覚えるポイント

設計者:坂倉準三

日本初、公立近代美術館、近代建築のピロティに中庭を加えた

出題頻度、令和4年時点

H25、H27

広島平和記念資料館

1952年(昭和27年)
設計者と覚えるポイント

設計者:丹下健三

ピロティを通して慰霊碑、原爆ドームが望める

出題頻度、令和4年時点

H27

スカイハウス

1958年(昭和33年)竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:菊竹清訓(きくたけきよのり)

メタボリズム、ムーブネット

出題頻度、令和4年時点

H26

国立西洋美術館

1959年(昭和34年)竣工
設計者と覚えるポイント

設計者:ル・コルビュジェ(監理:坂倉準三、前川國男、吉阪隆正)

ル・コルビュジェが日本で手がけた唯一の作品、免震レトロフィット工法

出題頻度、令和4年時点

H25

東京文化会館

1961年(昭和36年)竣工
向かいには、ル・コルビュジェが設計した国立西洋美術館があります。軒の高さも合わせて建築されています。
設計者と覚えるポイント

設計者:前川國男

コンクリート打ち放しによる巨大な庇が特徴

出題頻度、令和4年時点

H27

まとめ

如何でしたでしょうか。

二級建築士試験において、出題されるであろう日本の近代建築物をまとめてみました。

建築物のストーリーや設計者などと関連付けて、出来るだけ多くの有名建築物を覚えておけば、

計画において有利になります。

楽しみながら、暗記して合格目指して、頑張りましょう^^

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