一級・二級建築士試験において、歴史ある建築物の暗記を苦手としている受講生はかなり多いです。

試験に出る建築物覚えたいけど、何をどう覚えて良いかよく分からない。

日本の建物って言ったってたくさんあるんだから、そんな全部覚えきれないよ

覚えたところで、新出題の建物がでてくる可能性もあるんだから、覚えるだけ無駄なんじゃない?
このような不安を全て解消します。
是非参考にしてみて下さい^^
リフォーム業界で10年以上、営業、施工管理の仕事を経験
二級建築士、二級建築施工管理技士、ストレート合格
令和4年度、二級建築士学科テスト(計画18、法規23、構造22、施工22)
ここで、少し試験対策のお話をしようと思います。
是非、この3つの事を意識して、日本建築史、西洋建築史の問題に取り組んで頂きたいのです。
- 建築史の問題は、試験当日、一番最初に解く2問である
- この最初の2問は新出題や高難易度な問題が出題されやすい(受験者を混乱させるため)
- 建築史の問題は、分からなければすぐ飛ばす。時間をかけない
あくまでも、【二級建築士試験】に限った事です。
つまり、午前中の【計画・法規】で一番最初の問題なので、あまり時間はかけられないという事です。
出来れば、計画をささっと終わらせて、法規をじっくり時間をかけて問題を解く事が、正攻法です。
ポイントは、
【分からなかったら、焦らず建築史問題は捨てる事】解ければラッキーくらいの感覚です。

なんだよ。不安を解消するって、諦めるって事かい!

半分正解で、半分間違いです。諦めも肝心ですが、やるべき事はやってそれでも、解らなければ後回しが良いと思う
実際僕も、令和4年度の試験で、最初の建築物の2問は、間違えました。
2問解くのに1分かけてなかったと思います。
解らなかったので、即捨てしました。
そのおかげもあって、法規をじっくり出来て23点取る事が出来ました。計画は18点でした。
総合資格でも、試験を突破する為の作戦としてこの作戦を教えられます。
是非やってみて下さい。

なので、建築史の問題は、それほど力を入れずに、実物を見ながら、気楽に勉強していきましょう^^
楽しくやりましょう^^楽しくです
西洋建築史
二級建築士試験において、出題頻度の多い西洋建築物をまとめました。
ここで、紹介する建築物は出題頻度が多い為、是非覚えておきたい建築物です。
前でお話した通り、ここの勉強にあまり時間を割くのも得策では無いため、【気楽に旅行気分で、楽しく暗記】していきましょう。
覚えられないところは無理に覚える必要はありません。
それでは行ってみましょう!
地上高は14mで建設当時は17mもあったみたいです。14mだとマンションの5階くらいの高さです。
実物を見たら圧倒されそうですね。一度は行ってみたいです。
ギリシャ神殿建築、ドリス式オーダーの外周柱、黄金分割
※ドリス式とは、柱の形状の事
出題頻度、令和4年時点
H25、H30
ローマ建築、円形闘技場、ドリス・イオニア・コリント式オーダー
出題頻度、令和4年時点
H25、H28
ローマ建築、れんが及びコンクリートに造られた大ドーム
出題頻度、令和4年時点
H23
最近、あまり出題されていません。
一部の写真でも伝わる魅力。神秘的すぎる。全体が美しくとても一枚の写真ではその美しさを伝える事は出来ません。
一度は訪れたい場所のひとつ
ローマ建築、れんが及びコンクリートに造られた大ドーム
出題頻度、令和4年時点
H23、H27、H28、R01
出題頻度が高いです。名前も特徴的なので覚えておきたいですね。
ピサの斜塔の方が有名かもしれません。両方歪んでいるようですね。
ロマネスク建築、楕円形のドーム、ラテン十字形の平面
出題頻度、令和4年時点
H25
最近ではあまり出題されなくなっています。
初期ゴシック建築、双塔形式の正面、フライングバットレス
※フライングバットレスとは、明るい空間を実現する為、高い壁面を斜めから支える梁のこと
出題頻度、令和4年時点
H23、H25、H27、H28、R01
出題頻度もめちゃくちゃ高いです。火災の事もあわせて覚えておくと良いでしょう。
その大きさは壮大で神秘的です。圧巻の一言。一度は行ってみたい場所のひとつです。
多数の小尖塔をもつイタリア最大のゴシック建築
出題頻度、令和4年時点
H23、H25、H27、H28、R01
出題頻度もめちゃくちゃ高く、【世界最大規模のゴシック建築】としてこれからも出題されていくでしょう。
実際に、見て見たいですね。写真で見てももの凄く大きい建物ということが分かります。
ルネサンス建築、頭頂部へと尖った二重殻の大ドーム
出題頻度、令和4年時点
H23、H27、H28、R01
ルネサンス建築の代表的な建築物です。是非覚えたい建物です。
ルネサンス~バロック時代にかけて完成した【世界最大の教会堂】
出題頻度、令和4年時点
H25、H28、R01
ネオクラシシステム建築のグリーク・リバイバルの代表作
出題頻度、令和4年時点
R01
最近出題があった建築物です。余裕があれば覚えておきましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか。
特に出題頻度の高い西洋建築物をまとめてみました。
日本建築物と同じく、テキスト上で記憶するのではなく、
【旅行気分で覚えられれば一番記憶に定着しやすい】です。
日本建築の記事とその他計画に関する記事はコチラ




是非参考にしてみて下さい^^
最後までお読み頂き、ありがとうございました!それではまた~。
僕は令和4年度、二級建築士に【総合資格学院】に通学して一発合格しました。
資格学校の料金ってめちゃくちゃ高いですよね?

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