僕は総合資格の定期講習を受けて、令和4年二級建築士に一発合格しました。
総合資格のカリキュラムの中には、【特別講座】と称して、別料金の特別授業が組み込まれています。
受けるかどうかは、自分次第ですが、
結論から言うと
受けなくても全く問題ありません。
講師や教務は、絶対に受けた方が良いって進めてくるし
実際のところどうなの?
そう感じている人は、総合資格に通う生徒なら誰しもが感じる事ではないでしょうか。
総合資格の特別講座の内容が気になる人
追加料金を払ってまで特別講座を受ける必要があるか知りたい人
特別講座を受けて合格率が変わるかどうか知りたい人
どんな人が特別講座を受けるべきか知りたい人
追加料金を払ってまで、特別講座を受ける必要があるかどうか気になるところですよね?
そもそも、特別講座を受ける必要はあまりないのですが、特別講座を受けた方が良い人もいるのは確かです。
そこで、
どんな人が特別講座を受けるべきか。
どんな人なら特別講座を受けなくても良いのか。
わかりやすく具体的に、説明していきます。
この記事をお読み頂ければ、
特別講座を受けようか迷っている人が講師や教務の言葉に惑わされず、正確な判断が出来るようになります。
今回は、特別講座を全て受けた僕が、特別講座を受けなくていい理由を説明するよ。
超高額な追加料金ですから、こんなもの受けないに越したことはありません。
是非参考にして頂ければ幸いです。
高額な追加料金
僕が受講したストレート合格必勝コースは、
令和5年度、学科+製図で
968000円(税込)かかります。
そしてこの特別講座を全て受講すると、
約合計42万円(税込)
追加料金が発生します。
その内約は、学科試験で全科目8万円×3回=26万円(税込)
製図試験でエスキス、作図全て受けると15.8万円(税込)
全て受講すると42万円も上乗せされてたんや、、小分けにしてあるからあまり気にならなかったけど、
こうしてみるととんでもない金額やで、、
こうしてみると、ストレートコース料金の半分近くの金額が特別講座でかかるという事。
果たして、この金額に見合った価値があるのかどうか
これを受ける受けないで合格が左右されてしまうのか
さらにその内容まで深掘りしていきましょう。
特別講座の内容と受けなくても良い理由
特別講座の内容はハッキリ言って対した内容の事はやりません。
全て受講してわかったのですが、本講義の内容の少し捻った応用問題を解き対応力を深めるというモノです。
しかも、いつもと同じ講師が講義をしていく為、内容が結構かぶります。
つまり、同じ内容を本講義で触れてくれます。
「特別講座では、ここの問題を深くやった」
「特別講座を受けた人は知っている内容かもしれませんが」
など、もったいぶらず、結構、特別講座の内容を本講義でも話してくれたりします。
講師も全員合格させたいのです。
その為には、特別講座を受ける受けないかかわらず、大切な内容は必ず本講義で触れてくれます。
学科の一番最後にある特別講座は、苦手科目くらいは受けてあげてもいいかもね。理由は次の通り
学科の一番最後にある特別講座とは、直前講座です。
これは、
各科目の講師陣が出題問題を予想して、
めちゃくちゃ考えてくれて、選択肢を箇条書きにしてくれたものが教材になります
これが結構すごくて、出題率がかなり高い気がします。
四肢択一の試験で、四肢の部分で引っかけてきそうな枝や、出題率の高いところを厳選して教えてくれるというもの
唯一、金額以上の価値があるかなと思ったのは、この直前講座だけですね。
あとは受けなくても全く問題ありません。
ただし、この直前も無理に受ける必要はありません。
講師が練りに練って考えてくれたものは、やはり結構当たります。講師の熱意を感じました(笑)
不安な科目がある方や、お金に余裕がある方にオススメする程度です。
試験直前期なので、本講義では、この直前講座の内容には講師も触れてくれません。
単純に学科試験まで、講義がもうないためです。
こんな人は、受けるべき?
しいて言うなら、こんな人なら特別講座を受講しても良いでしょう。
- お金に余裕がある人
- 建築の知識をより深めたい人
- 成績が悪く授業についていけない人
基本的には、金額以上の価値はないと思っている特別講座ですが、
自己投資にはいくらでもお金を使うという人や、
単純に建築が大好きだから、もっと深く知識を得たいなど、
二級建築士合格とは少し脱線してしまいますが、それ以上の事をしたい知的好奇心旺盛で
向上心の塊みたいな人は受けてみたらいいと思います。
特別講座を受けると講師にも前向きな姿勢が伝わり、より熱意のある指導を受けれます
成績の悪い人も、受けた方がいいかな、と言えます。それは講義の内容ではなく、
特別講座を受けている生徒は、講師にも誠意が伝わり、より丁寧に
わかるまで優しく理解出来るまで、至れり尽くせり教えてくれたりします。
しかし、そんな事をしなくても勉強量さえしっかり確保出来ていればその必要はありません。
特別講座を受けるくらいなら、しっかり勉強時間を確保して宿題などにきちんと取り組む事の方が大切と言えます。
こんな人は受けても無駄
こんな人は全くもって受けても無駄です。
- 成績が上位にランクインする人
- 授業について行けてる人
- 宿題と復習予習をきちんと出来ている人
- 勉強がきちんと習慣化できている人
以上の人は、特別講座なんて受けなくても、合格する確率がかなり高いです。
今以上の実力を付けようと思ったら、特別講座ではなく過去の高難易度問題に慣れるなどして、
当日の対応力を鍛えた方がいいです。
授業についていけてて、宿題もきちんとやっている人は、
講義で講師が、ここを特別講座で重点的にやったよ。と少し解説してくれたりしますので、
鋭い人は、そこでどういう内容の講義をしたかまで把握できてしまいます。
あとは、
僕みたいに全ての特別講座を受けている人と仲良くなって、
どういう事をやったのか聞き出すのもありかと思います(笑)
実際、僕も結構まわりの生徒に教えたりしてました。
まとめ
総合資格学院のカリキュラムは定期講習だけ受ける事が、一番コスパ良く合格できます。
総合資格に通学して、色々な人を見てきました。
この人は絶対受かるな。
この人は落ちそうかな。
という人はだいたいその通りになってます。
そこの基準に、特別講座を受ける受けないは全く関係ないからです。
総合資格の言う通り、
講義の出席100%宿題を全部ちゃんとやる。
特別講座なんかより、こっちの方が超超超大切です。
これから、総合資格に通って勉強しようと思っている人は、
特別講座なしで、合格するという覚悟を持って
余計な選択肢を減らしておくと勉強だけに集中出来るし、
無駄なお金が発生しないのでオススメの通学方法です。
最後に、
この特別講座は為になったなという講座をいくつか紹介します。
- 学科試験最後の直前特別講座
- 製図のエスキス特別講座(どれかひとつで十分)
お金に余裕があって合格をより絶対的なものにしたいという人は、
この講座だけは受けておいてもいいかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。