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水回りリフォームのキッカケとして、多いのがウォーターハンマー現象という現象です。
壁の中から、ドンと音が響くウォーターハンマー現象にお困りの方は多いです。
今回は、そんなウォーターハンマー現象について詳しく解説していきます。
次のような現象がご自宅で起こっている場合ウォーターハンマー現象が起こっている可能性が高いです。
- 水を止めた時に壁の中からドンッと音がする
- トイレを使った後にドンと音が響く
- 洗濯機を使った後にドンと音が響く
実は僕もそうなのですが、音に敏感な方は、ウォーターハンマー現象はかなり生活ストレスになります。
更に、ウォーターハンマーという現象の解説だけではなく解決方法まで詳しく説明していきますので
参考にして頂ければ幸いです。
リフォーム業界10年以上、現役リフォーム営業、現場管理
所持資格:二級建築士、二級建築施工管理技士、石綿含有建材調査者、エコ検定合格
超絶ブラックなリフォーム会社を2社経験。
必死に転職先を探し、33歳で大手リフォーム会社に転職成功
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何故起きる?ウォーターハンマー現象とは?
ウォーターハンマー現象とは? 「水撃作用」と表現されることもあるウォーターハンマー現象は、水道管を通る水が、水道管内部の急激な圧力の変化により内側から激しくぶつかってしまう現象のこと。 強い衝撃が生じ、まるで水道管をハンマーで叩いたような大きな音が鳴るため「ウォーターハンマー現象」と呼ばれています。
引用元:生活堂
つまり、壁の中の水道管で、水道圧力を止める時に音がなってしまう現象です。
その音には様々あります。
水を止めた時にドンという衝撃音が一般的ですが、配管が壁材などに当たってしまいカタカタ音がする
こんな現象もウォーターハンマーにはあるのです。
原因は、水道管の衝撃音です。
原因が分かっていれば、解決するのは簡単です。
解決方法を詳しく解説していきます。
ウォーターハンマーの解決方法
ウォーターハンマーの原因が分かったところで、
今度は解決方法を解説していきます。
お手軽さと簡単に出来る順に解説していきますので、
是非参考にしてみて下さい。
止水栓を閉めて水の流れを弱くする
まずは、止水栓を少しずつ閉めて水の流れを弱くします。
止水栓とは、例えば自宅のキッチンの下はこんな感じになっていると思います。
必ず、水回りの商品の手前には、この止水栓は必ずあります。
この止水栓は水回り商品への給水を止める為のものです。
これの事です。このバルブを少しずつ閉めていくと、
水の流れが弱くなります。
この止水栓を閉めることで、水を止めた時の衝撃を和らげる効果があります。
この対策で完全解決するのは無理ですが、音を軽減させる効果があります。
ご自分でも簡単にできますので、気になる方はまずこの方法を試して見てください。
減圧弁を設置する
次に減圧弁の設置を解説します。
この減圧弁はご自分で出来るものから、本格的に水道メーターに取り付けるような物もあります。
まず試して頂きたいのは、お手軽なこのようなものです。
先ほどの止水栓の部分にこれを取り付けます。
水道工事は、失敗すると大惨事になりかねないので、自信の無い方は専門の業者さんにお願いすると良いでしょう。
この減圧弁取り付けだけであれば、
業者さんにお願いしても、おそらく1~3万円くらいの費用でできると思います。
器用な方であれば自分でも出来ちゃいます。
水道メーターに直接取り付けるタイプもあります
効果は大きいですが、
専門業者じゃないと無理な上、費用は5万円前後かかると思います。
配管更新工事
最も効果が大きいのは、配管を更新してしまう工事です。
ウォーターハンマー現象が起こる原因のひとつに給水管があります。
このような金属の給水管を全て樹脂製に交換してしまえば、
ウォーターハンマー現象はほとんど分からなくなります。
しかし費用は高額になりがちです。
各業者さんによって工事方法や金額も違いますので、
複数社見積もりを取ってみると良いでしょう。
20年前くらいから、このような樹脂管が多く使われるようになりました。
つまり、20年より古い築年数の住宅は、
鋼製の水道管が使われている可能性が高く、ウォーターハンマー現象が起こりやすい
という事になります。
完全に無音にするのは無理な理由
ウォーターハンマー現象のポイントをまとめると
- 鋼製の給水給湯管から音が響く
- 水道管の圧力が根本原因
- 解決方法は様々ある
ですが、完全にウォーターハンマーという現象を解決出来るかといえば
残念ながら無理です。
それは、水道管には必ず、圧力はかかっているし、水道を止める時に音は少なからず出てしまうからです。
完全に止める事は無理なので、
ご自身がどれほどの音まで許容出来るかで、工事方法を決めると良いと思います。
音に敏感でかなりのストレスがある方は配管を更新する工事をした方が良いでしょう。
まとめ
ウォーターハンマー現象を完全に無くす事は不可能です。
しかし、軽減策は色々あります。
これから、家電製品やトイレなど住設設備器具はどんどん進化していきます。
進化に伴い、全自動で水を止める製品も増えてきて、
ウォーターハンマー現象が発生してお悩みの方は多いです。
解決策は、お金のかからない手軽なものから、
費用をかけてしっかり直す方法まであります。
参考にして頂ければ幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。
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