【執行は当日告知】死刑囚の死刑が執行されない6つの理由

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2023年12月28日時点で、収監中の死刑囚の人数は106人である[1]

死刑囚の中には、40年、50年と死刑を執行されずに収監されている死刑囚もいる。

ゆたぽん
ゆたぽん

何故、死刑宣告されたにも関わらず、なかなか執行されないのか。その理由を解説していきます。

僕の簡単なプロフィール

2023年3月21日から、お酒をやめる禁酒生活を継続中

大手リフォーム会社で働く平凡なサラリーマン

リフォーム営業、現場管理経験10年以上




死刑が確定してから、6ヶ月以内に執行しなければいけない

死刑が確定してから、6ヶ月以内に執行しなければいけない。

そういうルールになっています。

しかし現実は違います。

6ヶ月以内に執行される事は稀なケースでほとんどが長期に渡り収監されている状態です。

今回は、死刑囚の死刑執行がなかなか執行されない理由6つを解説していきます。

死刑が執行されない理由6つ

6ヶ月以内に執行しなければいけない。

というルールがありながら、執行されない理由は次の通りです。

冤罪の可能性がある

冤罪の可能性がある場合は、死刑は執行されません

  • 本人が無罪を主張
  • 証拠不十分

など、捜査に落ち度がある可能性がある場合や、

本人の無罪の主張など、冤罪の可能性を否定出来ない限り死刑は執行されないようです。

ゆたぽん
ゆたぽん

冤罪の可能性があるのであれば、そもそも死刑にするなって話になりますが、、そう上手くもいかないんでしょうね。

再審請求

再審請求中である場合、死刑執行を見送るケースがあるようです。

しかし、ここ最近では、再審請求中に執行されている死刑囚もいます。

再審請求中の死刑囚への執行についてでありますが,一般論として申し上げれば,再審請求は,刑事訴訟法上,それ自体で,法務大臣が死刑の執行停止を命ずる事由には当たらないとされております。
 そして,死刑確定者が再審請求中であったとしても,当然棄却されることを予想せざるを得ないような場合もありまして,そのような場合は,死刑の執行を命ずることもやむを得ないと考えております。

引用元:法務省-死刑に関する質疑についてー

令和2年のデータによると、死刑確定者が111人でそのうち再審請求中の人は78人もいます。

これを待っていたら、執行出来ないのは当たり前です。

ここ最近では、再審請求中だからといって、執行されないという事は少なくなっているようです。



精神・健康状態が悪い

精神状態に異常がある犯罪者は多いです。

健康状態や精神状態に異常がある場合や、健康状態に問題がある場合も執行されにくいようです。

心神喪失の状態に在るときは、法務大臣の命令によって執行を停止する」と法律で定められている

高齢者は執行されない

これは、高齢になると健康状態や精神状態が悪くなり、執行できず、

ここ最近では、70歳以上の死刑囚の死刑は執行されていないようです。

平均収監年数は年々長期化しており、2020年時点で18年11ヵ月である。 2018年4月19日、83歳の死刑囚の刑が執行され、死刑執行時の年齢が判明している死刑囚で第一次世界大戦終戦以降で刑が執行された最高齢の死刑囚となった。

引用元:Wikipedia

70歳以上で執行されたケースは本当に少なく、最近だと2013年に執行された熊谷死刑囚(享年73歳)だけである。

共犯者が逃亡中

共犯者が逃亡中の場合も執行される事はありません。

共犯者が逃亡中の場合は、死刑確定していて重要な参考人になる事から執行されないようです。

過去に、先に捕まえた死刑囚の死刑を執行して共犯者がとんでもない事件を起こした事がありました。

共犯者が亡くなっている

何故か共犯者が亡くなっている場合も執行されないようです。

まとめ

この6つの要因が無い人物から順番に死刑を執行していく形となりますが、

そうなると、なかなか執行されないのも頷けますね。

個人的には、被害者、ご遺族へのお気持ちを最優先にしてほしいです。

現在、死刑執行の告知をいつにするかなどで、裁判をしていますが、

何も悪くない被害者、ご遺族のお気持ちをまず優先させるべきで、

死刑囚の始末など、早いに越した事は無いと思うのは僕だけでしょうか。

最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。



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