建築業界で、規模の大きい会社に入る事は、建築業界で年収アップを狙う場合、めちゃくちゃ大切です。
スーパーゼネコンと言われている大林組は、
他のスーパーゼネコンに比べると、ハードルは高いものの、中途募集も多く採用チャンスが結構あります。
そこで、今回は、大林組の【働きやすさ、年収、給与、休み】にフォーカスして紹介していきたいと思います。
条件を満たす人は、積極的に狙って行きたい会社だ。良ければ見ていってね!
働きやすさ
大林組では、ワークとライフのバランスは、取れている人もいれば、仕事優先で取れていないという人もいます。
しかし、仕事優先している人はそもそも、仕事が好きで、自らその道を選んでいるところもあり、
事務職ならば、アフター5も楽しめて、休みも多く調整は取りやすい仕組みとなっています。
社員の中には、すごく働きやすく、最前線で働く人はそうでもないと思うといった声もあります。
稼ぎたい人は、バリバリ仕事に向き合い、ワークライフバランスを優先させたい人は、優先出来るような仕組みがあるようです。
働く社員達の満足度も高く、良い企業だといえます。
大林組の仕事量は多いです。
特に最前線で働いている社員達は、大きな責任と現場を抱えて、1週間で40時間残業というとてつもない環境で仕事をしている社員もまだまだいます。
その一方で、事務職は仕事量はあまり多くないと感じます。
定時に帰る事も可能で、自らの予定と調整して働く事が出来るのは、事務職になります。
大林組で働く社員達は、その大きな規模の仕事に誇りを持ち、大きなやり甲斐を感じながら働く社員がほとんどです。
その仕事の規模は、スカイツリーなどシンボルタワーなど、
スーパーゼネコンでなければ、
経験出来ないような、超大規模の建築物に携われる事に大きなやり甲斐を感じている社員が多いです。
スカイツリーや超大規模建築物が日々出来上がるところを、目の前で見れると思うと、
建築好きにはたまりませんね。
年収・給与
大林組の年収の実態を見ていきましょう。
年代 | 平均年収 | 平均月収 | 平均ボーナス | 年収中央値 |
20代 | 608万円 | 38万円 | 106万円 | 547万円 |
30代 | 848万円 | 54万円 | 150万円 | 770万円 |
40代 | 1090万円 | 70万円 | 193万円 | 1010万円 |
50代 | 1376万円 | 85万円 | 280万円 | 1226万円 |
20代ですら、平均年収600万円オーバーはさすがですね。
ちなみに、平均勤続年数は約17年と離職率も低く社員の働きやすさ、満足度も高い証拠ですね。
年功序列の会社になりますので、若手の最前線で働いている社員達が、50代のとんでもない年収の分まで稼がなくてはいけなく、若い世代からは不満の声もあります。
今の時代にマッチしない年功序列の形態をどう改革していくかが今後の課題になりそうですね。
休み
大林組の休みがきちんと取れているかをキャリコネの口コミを元に、まとめたものを紹介します。
良い口コミ | 悪い口コミ |
現場にしても、内勤にしてもバランスは取りやすい。さすが大手 内勤になれば、プライベートが充実できる。 基本的に休みは多い | 週4で休日6日しか取れない 残業が多い 土曜祝日はだいたい月2~4日 現場により、緊急で休みを返上する事がある |
引用元:キャリコネの口コミ
基本的には、休みは自分の働き方次第できちんと取得出来るとみて間違い無いでしょう。
2023年現在、働き方改革も進んでおり、
昔みたいに根性論で、残業する人がエライ。休みなしで働く事がエライ。みたいな風潮は無くなってきている印象。
その一方で、バブル期世代の人達も多く、今の働き方改革が気に入らない世代もおり、
まだまだ改革の余地はありそうです。
求人内容
大林組の中途採用例を見ていきましょう。
雇用形態:正社員
業務内容:オフィスビル、マンション、工場などの建築現場における電気・衛生・空調設備などの施工管理全般
応募資格:高卒以上で施工管理業務経験が5年以上 かつ
一級建築士、一級建築施工管理技士、一級電気工事施工管理技士、一級電気通信工事施工管理技士、一級管工事施工管理技士、建築設備士、技術士、機械器具設置監理技術者、電気主任技術者資格またはそれらに準ずる資格を有する方
雇用形態:正社員
業務内容:国内、海外含む、グループ全体の情報システム、情報インフラの企画、開発、マネジメント業務
応募資格:大卒以上、業務内容に関わる実務経験が3年以上、かつ、応用情報技術者または、同等以上のICT関連資格を有する方
※就業経験を重視
雇用形態:正社員
業務内容:設備設計(電気設備、空調設備など)
応募条件:高卒以上で設計業務経験が3年以上
一級建築士、一級電気工事施工管理技士、一級電気通信工事施工管理技士、一級管工事施工管理技士、建築設備士、技術士、電気主任技術者資格またはそれらに準ずる資格を有する方
引用元:大林組 公式中途採用情報
一級系の資格持ちで、かつ、業務経験が3年~5年以上ある方は積極的に応募していきたいところです。
年齢制限なども特にありません。
しかし、スーパーゼネコンへの転職は30代が最後と言われています。
大林組は、海外展開もしていて、かつ全国転勤があります。中には入社4年目で3回転勤したという社員もいます。
現場により、転勤はかなり多い印象なので、注意が必要です。
退職理由
大林組は、
建築物の規模も大きく華やかで給与も良く働きやすい良い会社。だとわかったところで、
今度は、退職者の意見を聞いていきたいと思います。
- とにかく転勤が多い。
- 残業時間が多い
- 働かない年寄り社員の給与が高すぎて割に合わない
- 希望が通りそうな雰囲気ではない
- バブル期の採用組が多すぎる。仕事が出来ない上に根性論
- ゼネコンの仕事ではなく、専門分野を極めたくなった
- 他の職種を経験してみたい
下のふたつは、前向きな理由での退職ですね。
その一方で特に多かったのは、
転勤が多い。
残業時間が長い。
この二つです。
確かにこの二つは、結構きついかもしれません。
家族がいたり自分の事情と合わない人達もいるようです。
まとめ
如何でしたでしょうか。
今回は、スーパーゼネコン大林組について、深掘りしていきました。
主にスカイツリーなど、大林組でしか経験出来ない大きな建築物やスケールの大きい仕事はやり甲斐もあり、
建築の仕事が好きならば、一度は関わってみたい仕事ばかりです。
建築業界の最高峰とも言われるスーパーゼネコンですが、
規模が大きい故に、転勤が多いというデメリットもあります。
メリット、デメリットを差し引いたとしても、大林組は魅力的な企業であることは間違いありません。
チャンスがあったら是非狙って見たい会社です。
最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。