建築系資格学校大手と言われている、日建学院に通うメリット・デメリットを徹底調査していきます。
僕は総合資格に通って二級建築士に合格しました。
試験会場では、持参している法令集でどこの学校の法令集かひと目で分かります。
僕の会場では、総合資格の法令集よりも、日建学院の法令集を持参している人が多く、おそらく総合資格より
日建の法令集を持参していた人が多かったです。
それほど、日建学院の生徒さんは多いといえます。
そこで、気になる日建学院の評判や、日建学院を選ぶメリットデメリットを紹介します。
更に、僕の通っていた総合資格との比較もしていきますので、ご参考頂ければ嬉しいです^^
総合資格と日建学院を比べたい人
日建学院を選ぶメリットが知りたい人
この記事をお読み頂ければ、
総合資格と日建学院どちらを選んだ方が良いか。
自分に合っているかなど簡単に判断できるようになります。
自分に合ってる学校を選ぶことによって後悔せず、スムーズに合格出来ます。
日建学院の特徴
建築資格学校2大大手と言われている日建学院と総合資格
その規模は、総合資格の約1.5倍。
建築資格学校では一番大きい規模といえます。
全国色々なところに学校があり、自宅から通いやすい所を選ぶ事が出来ます。
自宅から学校までの通いやすさはかなり重要です。遠いとそれだけで嫌になっちゃうし、製図の授業は大荷物を抱えながら通う事になるので、近いに越したことはないぞ。
また、日建学院の特徴として映像講義がメインという所にあります。
YouTube動画でも公開されています。
まずは、こちらの動画をご覧下さい。
映像を使って、グラフや表などを利用してかなりわかりやすく構成されています。
この動画のクオリティーは総合資格より全然高いです。
総合資格もYouTube動画を出していますので
少し見て見ましょう
これが、総合資格の映像クオリティーです。
一応総合資格も、
図解やなどを利用して説明してくれていますが
やはり動画の完成度、クオリティーは日建学院の方が全然高いです。
講師は、アドバイザー講師といって常駐講師がおり、不明点などを教えてくれる講師がいます。
基本的には、WEB講義がメインになり、質問などもWEBで受付しているようです。
それに対して、総合資格は、
ライブ講義がメインです。毎週水曜か日曜日どちらかで、一日みっちり講師が講義をしてくれます。
直接講師と話が出来るので、理解が出来ないところ、どういう覚え方をしたら良いか、直接質問出来る事がメリットです。
- 総合資格は、ライブ講義に力を入れている
- 日建学院は、WEB講義に力を入れている
この二つの大きな特徴を理解した上で、
自分がどちらの学校が向いているか、判断基準にすると良いでしょう。
日建学院と総合資格の料金比較
日建学院の2級建築士授業料は
学科620,000円(税別)+製図200,000円(税別)
合計820,000円(税別)
総合資格の二級建築士授業料は
二級建築士ストレート合格必勝コースを受講した場合
合計880,000円(税別)
総合資格の方が若干高いですが、ここまでは誤差の範囲では無いでしょうか。
日建学院に比べで総合資格には特別講座という追加料金が発生する追加講座があります。
総合資格の特別講座はこちら記事で詳しく説明しています。
総合資格の特別講座は受けるべき?【答え、受けなくて大丈夫】この特別講座を受けるか受けないかによって、金額が大きく変わってきます。
日建学院には、
この特別講座のような追加料金が発生するシステムもほとんど無いため
料金的には、日建学院の方が良心的と言っても良いでしょう。
日建学院に通うメリット
さて、ここまで日建学院の特徴をおさえた上で
他にはない、日建学院に通うメリットをまとめたいと思います。
圧倒的な学校数で自宅から、一番近い学校を選べる
WEB講義がめちゃくちゃ解りやすい
授業料が総合資格より安い
講義を欠席した際に、講義を受けれなくても、WEB講義で追いつきやすい
正直なところ、受講料はどちらも高いです。
とにかく、WEB講義がわかりやすい為、講義に欠席したとしても、他の生徒さんと差が付きにくく自分のペースで勉強出来ると言えるでしょう。
これは総合資格には無い魅力です。総合資格はオンライン授業がわかりにくいので、一回講義を休むと、かなり差がついてしまいます。
僕も授業を休まない為に体調管理にはかなり気を使ってました。
二級建築士の合格者の中には、
学科は独学で、製図だけ資格学校に通うという人が結構います。
確かに、資格学校に通うと、勉強スケジュールなどを立てる必要がなく、勉強だけに集中できるので、効率良く勉強する事が出来ますが、自信がある方は、学科は独学で受験してみるのもいいかもしれません。
こちらの記事で、独学勉強方法を紹介しています。
【一発合格】37歳リーマンの僕が、二級建築士を一発合格した勉強方法日建学院に通うデメリット
日建学院に通うメリットを押さえたところで、今度はデメリットについて紹介します。
総合資格のテキストに比べると、テキストの密度が低い
総合資格に比べると、法令集の密度が低い
総合資格のテキストと法令集に慣れてしまうと、
その密度の差に驚かされます。
確かに日建学院のテキストは、
基礎はきちんと押さえていて、解りやすく解説はしてくれているのですが、
情報の密度が低いので、本試験で少し捻った問題が出ると、応用が利かない生徒が多いのではないでしょうか。
一方総合資格のテキストの場合、
一つの基本事項から、
こういう問題が過去に出て、応用するとこういう問題があり、この問題の本質はここを押さえとくといい。
みたいな感じで、本質的に理解できるように工夫されています。
続いて、総合資格と日建の法令集を比べて見よう。ここも、密度にかなりの差があるんだ
これは総合資格の僕が使っていた法令集です。
総合資格の法令集は、簡単に説明すると
まずタテのインデックスから、大きい項目を引いて、
さらに上のインデックスから細かい項目に分けられており、直感的に自分の知りたい情報にたどり着きやすく工夫されています。
続いて、日建学院の法令集を見てみましょう。
おそらく、総合資格の方が倍以上の密度があります。
日建の法令集には、上のインデックスは無く、総合資格の法令集で慣れてしまうと、本当にこれで大丈夫?
と感じてしまいます。
日建学院につては、
日建学院は、テキスト、法令集の密度を、もう少しレベルを上げた方が良いと感じました。
まとめ
如何でしたでしょうか。
日建学院の一番のいいところはWEB講義のクオリティーの高さだといえます。
WEB講義は本当に評判も良く、YouTubeを観て頂ければ解ると思いますが、総合資格とは雲泥の差があります。
悪い評判では、やはりテキスト面です。
教材が多すぎてわかりにくいなど、テキストに関しては悪い声あったりします。
また、合格者の10人に1人は日建の受講生というデータもあり、総合資格には及ばないものの
高い合格率も誇り、合格まで効率の良い勉強方法で導いてくれそうです。
- ライブで優秀な講師から、きちんと授業を受けたい!=総合資格
- WEBで自分のペースで勉強したい!=日建学院
金額の差はあるものの、簡単にまとめるとこんな感じです!
最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。