【実例】新築そっくりさんから20年経過した家はこうなる




住友不動産の新築そっくりさん、後悔しない為のポイントを抑えておきましょう。

売上げも好調で人気もありますが、もちろん注意するべきところもあります。

今回は、新築そっくりさんをやってから20年経過した住宅のリフォーム工事を行いました。

【工事事例】外装工事と太陽光発電、蓄電池リフォームにかかった費用は?
こんな人に向けた記事

新築そっくりさんでリフォームしようと思っている方

新築そっくりさんに興味がある方

新築そっくりさんから20年後、どうなっているか知りたい方

ゆたぽん
ゆたぽん

新築そっくりさんから、20年経過した住宅を見て、リフォーム歴10年超の僕が詳しく解説していきます。

是非最後までご覧下さい。

僕の簡単なプロフィール

リフォーム業界で10年以上、現役リフォーム営業マン、施工管理も一貫して行う

所持資格:二級建築士、二級建築施工管理技士、石綿管理主任者

33歳の時に、大手リフォーム会社に転職成功

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新築そっくりさんとは?

画像引用:住友不動産株式会社HPより

新築そっくりさんとは、住友不動産株式会社が運営する事業のひとつです。

柱だけを残して、まるで建替え、新築のようなクオリティのリフォームを提供しています。



住友不動産株式会社HPより

そのキャッチーなネーミングから、認知度や人気も高く、

500万円以上の改修工事の受注ランキングでは常に1位を独占

出典:リフォーム産業新聞

戸建住宅に限らず、マンションでも500万円以上のフルリフォームを得意としております。



新築そっくりさんから20年経過した住宅はこうなる

結論から言うと、【内装や水回りは完璧ですが、外壁と屋根は問題があり】でした。

20年経過したからこそ、当時手を抜いた箇所、丁寧に仕上げた箇所が露わになってきます。

詳しく解説していきます。

室内の造りに特に目立った落ち度はなし

画像引用:住友不動産株式会社HPより

住まわれているお客様自身が、綺麗に暮らしていた事もあるかと思いますが、

リフォームから20年経過しても、とくに不具合箇所など気になるところはありませんでした。

それどころか、すごく丁寧に仕上げてあるなという印象。

画像はイメージです

おそらく、

使われているフローリングやクロスなど、標準よりも良い物を使っているようでした。

なので、20年経過しても、汚れも落としやすく掃除もしやすい、

劣化も遅いのだと思われます。

内装に関しては素晴らしいです。

とても20年経過しているとは思えませんでした。



水回りや各種配管は綺麗に仕上げてある

画像はイメージです

水回りに関しても、普通グレードよりも良い商品が使われていました。

水回りは、生活の満足度をグッと上げてくれます。

細かい接続部分、配管部分、床下部分の見えないところは、多少の荒さはあるものの、

適切な方法で配管されていました。

断熱材は敷き込みが少し甘い気がしましたが、その他気になるところはありませんでした。

20年経過しても、水漏れ、雨漏りの形跡はありませんでした。

十分、綺麗に丁寧に仕上げてあるといっても良さそうです。



外壁の仕上げは最悪です

サイディングボードに反りが目立つ

20年経過していて、塗装を一度もしていない事もありますが、問題はそれだけではありません。

新築そっくりさんは、外壁に張るサイディングボードも貼り替えます。

一度このような状態にして、新しく外壁を作り直すのですが、

下地が悪かったり、ボードの留め付け間隔が適切じゃないと

反りの原因になります。

こんな感じで、サイディングボードが浮いている部分もあります。

画像はイメージです

おまけに、コーキングも接着も悪く、コーキングはほぼ取れているひどい状態。

使われているサイディングボードは、光触媒系の品質の良いボードでしたが、

サイディングを張る業者が下手で、手抜きをしたようです。

外壁の仕上げが最悪だったポイントは、

  • サイディングの釘の間隔不足(反りの原因)
  • 目地の接着不足(反りの原因)
  • ボードの割り付けが適当(目地が多くなる)

外壁に関しては、悪質な手抜きを感じました。

せっかくの光触媒系のサイディングボードが台無しです。

新築そっくりさんを利用する場合は、外装の仕上げや手抜きには、良く目を光らせておく必要があります。

お客様自身も、知識を持って、悪質な手抜き工事を防ぎたいところです。



使われている屋根材がボロボロに割れていました

コロニアル屋根材が使われていました。

屋根に登って見て見ると、、

ボロボロに割れいる箇所が何カ所もありました。

手をついただけで、バキバキ割れてしまいます。

ゆたぽん
ゆたぽん

塗装をしていなかったとはいえ、20年で塗装不可状態になってしまうのは、屋根材が悪いです。

新築そっくりさんが悪いわけではなく、コロニアルという屋根材にもまた問題が多いです。

棟板金の留め付け箇所。

屋根の平場面には通常ビス留めはしませんが、

良く見るとビスにパッキンみたいなものが挟まっています。

雨漏りもしていなかったので、丁寧に処理されている証拠です。

残念だったのは、屋根材のみでした。

粗悪品と分ってて、採用したなら大問題ですが、

そういうわけでもなさそうです。

コロニアルという素材に問題があったのでしょう。



まとめ

如何でしたでしょうか。

新築そっくりさんから20年経過した住宅の状況をまとめてみました。

外壁と屋根が少し残念な結果になりました。大金をかけてリフォームするのですから、もう少しきちんとしてほしいですね。

しかし、残念だったのは、外壁と屋根のみです。

内装は丁寧にきちんと、品質の高いリフォームを提供できていると思いました。

結論

外装を大きく変える場合は、新築そっくりさんはオススメできない。内装、水回りは完璧。

という結果になりました。

ゆたぽん
ゆたぽん

まぁ20年前の話ではあるので、今は改善されているのかもしれませんが、

外装は注意しないと後悔してしまうかもしれません。

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最後までお読み頂きありがとうございました!それではまた~。



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