建築業界は、悲しい事に低収入・長時間労働が問題になっている業界です。
しかし、建築の仕事が好きで、【建築関係の仕事で成功したい】【収入を上げたい】
と思っている人向けの記事になっております。
建築の仕事は楽しいです。建築の仕事が好きな人、実は結構いるんじゃないでしょうか？
僕は常に、資格を取得して、大手企業、労働環境の整った職場に転職する事が一番効率の良い収入アップの方法で、そのやり方を発信しています。
そしてそれが、【ワークライフバランスの向上】に繋がり、豊かな生活、豊かな人生を送れると確信しています。
リフォーム業界で10年以上、営業、施工管理の仕事を経験
転職経歴
外壁塗装の飛び込み営業会社(ブラック企業) 2社経験(年収200万円～500万円)
リフォーム営業会社(ブラック企業) 2社経験 (年収は250万円～300万円)
大手リフォーム会社(ホワイト企業)に転職成功 (年収500万円～600万円)
建築士資格を取得して更に収入アップを目指して奮闘中
30代が転職に有利な理由
ここでは、なぜ30代が転職に有利な理由を３つ紹介します。
僕は、20代～30代で転職を重ねて、転職に成功したのも33歳の時です。
まず、日本では年功序列という制度が色濃く残っており、
企業が大きければ大きいほど、その傾向が強いです。
例えば、コチラの記事で取り上げている鹿島建設の年代別、平均年収を見て見ます。
【ゼネコン】鹿島建設の年収・給与・求人情報
| 年代 | 平均年収 | 平均月収 |
| 20代 | 538万円 | 36万円 |
| 30代 | 851.5万円 | 60万円 |
| 40代 | 1034万円 | 72万円 |
| 50代 | 1192.5万円 | 81.5万円 |
平均月収に注目してみよう。20代では36万円だが、30代ではほぼ倍の60万円となっている。
これが、年功序列制度のカラクリです。30代以降の年収の伸び率が凄く高い。
日本の企業というのは、年功序列を採用しているところが非常に多い
この年功序列制度を採用している大手企業の中途採用をドンドン狙っていくような形が転職成功へのコツです。
なので、言い方は悪いかもしれませんが、転職に成功して年功序列の美味しいところだけを頂く事を目標とします。
30代が転職に一番良い時期だと分かったところで、
じゃあ20代で転職する意味はないの？と思うかもしれませんが、そうではありません。
確かに、年功序列の大手企業は30代から平均年収はめちゃくちゃ伸びますが、
実は、30代で大手企業に転職するのは結構大変です。採用確率は低いのが現実です。
その反面、
20代は、大手企業に転職する場合、採用確率が上がります。しかし年収はそれほど上がらないでしょう。
大手企業は、人気があります。
ゆえに、募集も多く優秀な人材が中途採用を狙って募集してきます。
僕も実際、今の大手リフォーム会社に入社するまで、週１面接をしてもらい、内定を頂いたのは1年経過したときでした。
大手建築会社、リフォーム会社を片っ端から、応募しました。
５つ応募して、1社面接してもらえる。みたいな感覚でした。
僕は、無職状態で1年間転職活動をしていて、貯金がなくなりかけていた時に、内定を頂きました。
在職中に次の転職先を見つけられれば理想ですが、
ある程度、貯蓄があれば、いっその事、辞めてから転職活動しても良いと思います。
30代なら、1年あればなんとかなる。
その為には、日頃から貯蓄して質素な暮しに慣れる事も大切なんです。
結局面接までいったら、
【熱意が合否を決めます】面接官へ、誰よりも熱意を伝えて、一緒にこの人を働きたい！と思わせる事が出来れば勝ちです。
恥ずかしがらず、全力でやり過ぎぐらい熱意を伝えるようにすれば、心うつ面接官はいるはずです。
しかし、どんな熱意を持ってしても、大手企業ほど門は狭いです。
なので、数をこなす事が大切なんです。
転職サイトには出来るだけ多く登録して、多くのエージェントさんと会い
面接の数を増やすのです。
大卒から、新卒で入ってぬくぬくと育っている正社員と、
地獄のような面接と狭き門を通り抜け、中途採用を勝ち取った正社員の実力が同じなわけがありません。
大手企業の人達の特徴として、
ミスを嫌い、責任を負うことを嫌い、責任から逃れようとします。
リスクは負いたくないし、ミスをすると降格や査定に影響を与えるからです。
しかし、30代で過酷な転職活動を経験した優秀な人なら分かるはずです。
ミスが人を成長させて、責任と真っ向から向かい合い解決出来た時に、人というのは成長します。
大卒から新卒で入ったとしても、超優秀な人物ももちろんいるとは思いますが、
そういう人は絶対に、ミスや責任と向き合い自分を成長させてきたはずです。
大手企業は、
ミスや失敗を悪とします。そして社員達はそれを恐れます。ごくごく自然な事です。
中途採用で、今まで失敗を重ね成長してきた人達には、この環境で働く事がぬるま湯のように感じるでしょう。
何故ならば、ミスや失敗はどんなに恐れても誰でもやります。
実は、それをやってしまった時の対応力が超大事なんです。
優秀な人間はミスを恐れません。何故なら、ミスしてもいくらでも【対応出来る力】があるからです。
そして、ミスや失敗経験の少ない人は、ミスをして、窮地に陥った時にどう対応していいか分からないから、ダメなんです。
この差は、今後の人生においてももの凄く大きい差となって歳を重ねるごとに開いていきます。
転職活動の始め方
前にも少し触れましたが、
【30代からの転職は数が勝負】です。今まで積んできた経験を出来るだけ大きく見せて(嘘はだめですが)
ここではもう少し具体的にどう転職活動を行っていけばいいのか紹介していきます。
一番安定して理想の方法は、【在職中に次の転職先を見つける】事です。
しかし、これが出来る人ってなかなかいないと思います。
在職中に次の転職先を見つけられない３つの理由は次の通り
- 休日を返上しなければいけない
- 大手企業が面接をしてくれるのは平日
- 良い案件や返信にすぐに対応出来ない
30代で転職活動をする場合、数が大切なわけですが、
それにはやはり、時間が必要です。
在職中であれば、休日を転職活動に当てなければいけませんし、数をこなす時間もないので、
少しでも、打率を上げる事が、得策です。
良い転職エージェントをみつけて、
【自分に合った転職先を見つけてもらう】【自分に合った案件を見つけてきてもらう】
自分が出来ない分、エージェントさんに動いてもらうと良いでしょう。
【自分は現在の仕事に専念しながら、水面下でエージェントさんに動いてもらう事で良い転職先を見つける】
一人で全部自分でやろうとおもうと思うと疲れてしまうし、更に不採用ばかりという道を乗り越えなければいけません。
しかし、一人で乗り越える必要はなく、
今は良いサービスがあるので、頼れるエージェントさんに動いてもらい、
二人で良い転職先を見つけるのです。
現在就いている仕事を辞めて転職活動をするという事は、
転職活動に一点集中出来る形となり
一番オススメの方法です。
僕も実際、仕事を辞めてから1年間転職活動をしていました。
しかし、次の職場の一ヶ月分の給料が支給されるまでは、無収入なため
ある程度準備と対策は必要です。
- 余裕資金を日頃から貯めておく
- 毎月の支出を極限まで減らす（実家暮しなど）
お金を貯めて、支出を減らす事が大切になります。
少なくても、1年間は暮らしていけるくらいのプランは立てた方が良いです。
失業保険などの手当も最大限活用してより長く転職活動に打ち込める環境を作る事も大切です。
生活資金が底を尽きると、
アルバイトを始めたりしなければいけないため、効率が一気に落ちます。
無職で、全ての時間を転職活動に使えれば、必ず良い職場は見つかります。
何回も何回も、挑戦し続けて良い転職を勝ち取りましょう。
積極的にサイトに登録して面接にチャレンジ
このブログは、【建築業界のワークライフバランスの向上を目的としたブログ】です。
転職サイトの登録・面接は無料なので全てに登録して、
多くの人のアドバイスを受けてサポートをしたもらう事が転職成功の秘訣です。
建築業界に特化した転職サイトもあります。
幅広い建築関係の仕事の募集があるため、登録しておいて損はないです。
建築転職サイト特化から、もう少し幅を広げてより多くの求人を見たい人は、総合的な転職サイトに登録しておく事も良いでしょう。
転職サイトは無料で使える所が多い為、二度とないチャンスをつかみ取る為にも、
より多くの転職サイトに登録しておく事をオススメします。
実際僕もそうやって、色々なエージェントさん達の話を聞き相性の合うエージェントさんと共に今の職場を見つけました。
転職サイトに登録する際のただ一つだけの注意点
たった一つの注意点は、
【職場に電話してくる転職サイトがある】という事です。
まず初めに、無料登録を行うと、
結構、現在の職場の仕事中に電話してくる転職サイトがあります。
- 今の職場に転職活動をバレたくない人
- 会社に電話されると困る人
以上の人は、転職サイトに登録する際、特に注意が必要です。
但し、対策もあります。
簡単なのでこれは実践した方が良いです。
1.登録情報に会社の電話番号を書かないorデタラメな電話番号を書く
2.電話番号とメールアドレスは自分のだけ教える
3.現在の職場情報は匿名とする
簡単に言えば、登録する時に、職場情報を載せない事です。
電話番号は絶対に教えたらダメです。
しかし、僕が出会った優秀なエージェントさんは、職場に直接電話してきて繋がる事が出来ました。
熱意もあり一生懸命転職先を探してくれました。
なので、職場に電話がいっても、特に困らない人は会社情報も包み隠さず登録したら良いと思います。
情報が多い方がエージェントさんも動きやすいですからね。
まとめ
如何でしたでしょうか。
僕自身、30代から転職を成功させて世界が変わりました。
今現在、低年収長時間労働に悩まされている建築業界で働く30代の人達は諦めずに転職活動をしてみてほしいのです。
一生懸命、熱意を持って諦めずに、粘り強く転職活動を行えば、必ず転職は成功します。
あなたの経歴や経験は、
大企業では経験出来ない事です。その経験はかならずいつか役に立ちます。
僕も現在、資格を取得して更に収入を上げようと努力しています。一緒に転職活動頑張りましょう！
最後までお読み頂きありがとうございました！それではまた～。
